痛風は、その名の通り、風が吹いたぐらいでも痛みをともなう病気です。痛風と外反母趾はよく似ていると言われています。病院に行って、外反母趾だと思って、診察を受けたら実は痛風と診断されたり、痛風ではないかと思って診察の結果、外反母趾と言われるケースもあります。
一般的に痛風は、女性よりも男性に多く見られます。外反母趾になると、足の痛みをともなうことがありますが、痛風の痛みを外反母趾特有の痛みであると勘違いすることも珍しくありません。痛風の痛みは、風が吹いても痛みが感じられるぐらいなので、痛みの度合いは、おそらく痛風のほうが強いと思われます。実際のところ、外反母趾になっていても、診察したら痛風にもかかっているというケースもあります。
痛みが激しいときは、痛み止めの薬を処方してもらいますが、痛みがすぐにおさまっても、痛み止めの薬は、本来体に生じた痛みを感じなくさせる薬であり、痛みの症状に対して働きかける薬ではなく、根本的な治療法ではありません。痛み止めの薬をやめると、しばらくすればまた痛みが感じられることと思います。痛みが激しくなると、ズキズキしてなかなか痛みがおさまらなくなることもあります。痛み止めの薬は、あくまでも一時的なものです。
とくに、痛風はしつこい痛みをともなうのが特徴的で、鍼灸の治療だけではなかなか痛みがおさまらず、漢方薬が処方されることもあります。漢方薬の処方は、単に痛みを抑えるためだけの治療法ではなく、その患者の体質を見極めてから適切な治療を行い、その人の症状だけでなく、体質に合った漢方薬が処方されます。外反母趾も痛風も、足の親指の付け根の部分がとくに痛むということが共通点であり、そのため混同されやすいようです。気になる症状があれば、早めに専門医を受診しましょう。
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